F-2 FIGHTER
F-2 支援戦闘機 / 1995 — PRESENT
VESSEL RECORD
F-2支援戦闘機は、日本の航空自衛隊が運用するマルチロール戦闘機である。1995年に初飛行を果たし、2000年より部隊配備が開始されたこの機体は、三菱重工業とロッキード・マーティンの共同開発という異例のプロセスを経て誕生した。ベースとなったのは米国のF-16C/Dであるが、胴体の拡大、複合材の積極採用、そして世界最大クラスのフェイズドアレイレーダー搭載により、原型機とは一線を画す独自の機体へと進化している。
その役割は主に対艦・対地攻撃にある。4発のASM-1/2対艦ミサイルを搭載して低空を疾走する姿は、シーレーン防衛の最前線に立つ機体としての凄みを漂わせる。空自のブルーインパルスが演じる優雅な演技とは対照的な、純粋に任務のために設計された機体美がF-2には宿っている。
2011年3月11日、東日本大震災による津波は松島基地に駐機していたF-2の多くを水没させた。それでも自衛隊は修復作業を続け、被災した機体の一部を再び蒼穹へ送り出した。この事実は、機体そのものの堅牢さだけでなく、それを支える人間の意志を物語っている。
三菱の技術と自衛隊の意志が交差した場所に、この機体は生まれた。戦術の美学とは、無駄を削ぎ落とした先にある純粋な機能の形である。
— NECOKOUCAN — DESIGN NOTE最大速度
部隊配備開始
総生産数
DESIGN INTENT
このデザインが捉えようとしたのは、F-2が持つ「機能が形を決定する」という哲学だ。デルタ翼の鋭角、胴体と主翼の境界線が消えるブレンデッドウィング構造——それらの線を服の上に落とし込んだとき、着る者は一種の緊張感を身に纏う。
カラーリングはJASDF標準のエアスペリオリティブルーグレーを参照した。戦場の空に溶け込むために選ばれた色は、ストリートにおいても主張しすぎない品格を持つ。着る、戦術。——F-2はその言葉を体現している。
COORDINATE
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