戦艦 — BATTLESHIP
BB YAMATO
戦艦 大和 / 1941 — 1945
TYPE
戦艦
OPERATOR
大日本帝国海軍
LENGTH
263 m
DISPLACEMENT
72,809 トン
VESSEL RECORD
戦艦大和は、人類が建造した最大の戦艦である。全長263メートル、満載排水量72,809トン、そして口径46センチメートルという世界最大の主砲を三連装三基——九門装備するその姿は、弩級戦艦という概念の到達点を示している。1940年の竣工以来、大和は日本海軍の象徴として君臨し続けた。しかしその巨体は、戦艦の時代の終焉という歴史の皮肉を最も雄弁に物語る存在でもあった。
大和が戦場で主砲を用いた戦闘は数えるほどしかない。最初で唯一の本格的な水上戦闘は1944年10月のレイテ沖海戦だった。それ以外の時間、大和はその重油消費量の大きさから主要港に碇泊したまま「大和ホテル」と揶揄される日々を過ごした。時代に取り残された巨人の悲哀がそこにある。
1945年4月7日、大和は沖縄への片道特攻作戦「天一号作戦」において米軍機の集中攻撃を受け、東シナ海に沈んだ。乗員2,498名が戦死した。大和が沈んだ海の深さ345メートルは、日本の戦争の深さでもある。
最強の戦艦として生まれながら、戦艦が不要な時代に生きた。大和の悲劇は、偉大であることが必ずしも正しい時代を選べないことを教えている。
— NECOKOUCAN — VESSEL RECORD
263
m
全長
46
cm
主砲口径
2,498
名
天一号作戦戦死者
DESIGN INTENT
大和のデザインで最も重視したのは、艦のシルエットが持つ悲劇性だ。46センチ砲塔の圧倒的な量感、艦橋の塔のような威容——これらを解体して再構成したとき、そこには単なる「強い船」ではなく、時代の変わり目に取り残された美しき怪物の像が浮かび上がる。
呉海軍工廠の技術者たちが費やした5年の設計と建造への敬意として、細部の線を丁寧に拾い上げた。大和を着ることは、日本の工業技術の頂点と、その頂点が辿った運命の両方を背負うことだ。
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